絵本構想

水野嘉彦原作-絵本「みんなのみち」の物語が完成したので原文を公開します

この記事の所要時間: 629
水野嘉彦原作-絵本「みんなのみち」の物語が完成しました
絵本原案の一場面

こんにちは。
大阪在住デザイニストのよら( @yora_designist )と申します。

実は8月の頭ぐらいから絵本を真面目に創っています。キッカケは同じオンラインサロンに入っている坂本友子さん(@tomoko___s)の何気ない投稿からでした。

絵本「みんなのみち」が生まれたキッカケ

作画を担当している友子さんは過去に絵を描くという夢に挫折した経験がありました。本当は絵を描きたい。でもその想いをこれまでずっと封印して見ないように心の奥にしまってきたんです。

しかしミレイさんというセラピストの方の直感コンサルティングを受け、自分の気持ちを思い出したという投稿を8月の頭にされました。
投稿では絵本を描く用具は購入したものの物語が紡げないとのことでした。
それを見てなぜかフッとお話が降りてきたので手を挙げてみたところトントン拍子に実現に向けて動き出したんですね。

作家活動なんかしたことのないド素人が描くことを諦めた人と創る物語です。

絵本「みんなのみち」のあらすじ

このお話では一匹の猫の友達を連れた一人の少女が主人公として登場します。
この少女が道の先で次々にタイプの違う人たちに出会っていく形でストーリーが展開されます。

ただ笑ってる人、怒っている人、自分を守ろうとする人。

純粋無垢な子供が、色んな人に出会うことで自分にはない価値観を獲得していき、みんなそれぞれの道を歩いていることを知る。
真っ白な心に色んな色が増えていく。

そして少女は世界に、あなたに問う。

「なぜ     なの?」と。

このあらすじにはちょっとした仕掛けがしてあり、文章だけだと本当のストーリーを味わえません。ぜひ坂本友子さんのかわいい絵と一緒に楽しんでくれると嬉しいです!

原文を全公開します

途中までの段階で色々な人に読んでもらい、実際にお子さんがいるお母さんの意見もいただきました。
いただいたアドバイスを活かしてここから添削作業に移りますが、一旦生まれたての状態を無料公開したいと思います。
「意外とやるやん!」と思ってくれた方はこのブログをシェアしてくれたら嬉しいです!
絵本の予約も受け付けていますのでTwitterFacebookからメッセージいただければ取り置きいたします!

それでは、お楽しみください!▼
★☆★

<シーン1>まるとの出会い「楽」

冒頭シーン

とてとてとてとて みちをいく とてとてとてとて あるいてく
ちかみち さかみち まわりみち でこぼこみちも あるいてく
あやせとナナは いつでもいっしょ なかよくみちを あるいてく
ちいさいときから いつでもいっしょ いつものみちを あるいてく

水野嘉彦原作-絵本「みんなのみち」の物語が完成しました

なんだかだれかの こえがする みちのむこうで こえがする
だんだんだんだん みえてきた まあるいひとが みえてきた
まあるいひとが わらってる にこにこふわふわ わらってる
まあるいひとが わらってる おなかをかかえて わらってる
あやせとナナは ききました どうしてそんなに わらっているの?
まあるいひとは いいました うれしそうに いいました
たのしいことが あったんだ まあるいひとは ケラケラわらう
すてきなであいが あったんだ あやせとナナも ニコニコわらう

<シーン2>ツンツンとの出会い「怒」

ツンツンとの出会い「怒」

あやせとナナは いつでもいっしょ とてとてとてとて あるいてく
またまただれかの こえがする みちのむこうで こえがする
だんだんだんだん みえてきた ツンツンしたひと みえてきた
ツンツンしたひと おこってる ツンツンツンツン おこってる
ツンツンしたひと おこってる プンプンプンプン おこってる
あやせとナナは ききました どうしてそんなに おこっているの?
ツンツンしたひと いいました おおきなこえで いいました
いやーなことが あったんだ ツンツンしたひと こわいかお
ゆるせないこと あったんだ あやせとナナも こわいかお

<シーン3>鎧との出会い「疑」

鎧との出会い「疑」

あやせとナナは いつでもいっしょ とてとてとてとて あるいてく
またまただれかの こえがする みちのむこうで こえがする
だんだんだんだん みえてきた よろいをきたひと みえてきた
よろいのひとが すわってる みちからはなれて すわってる
よろいのひとが すわってる そっぽをむいて すわってる
あやせとナナは ききました どうしてよろいを きているの?
よろいのひとが いいました しずかなこえで いいました
みんながぼくに うそをつく よろいのひとが みがまえる
よろいでじぶんを まもるんだ あやせとナナも みがまえる

<シーン4>魔女との出会い「嘘」

あやせとナナは いつでもいっしょ とてとてとてとて あるいてく
またまただれかの こえがする まほうつかいの おばあさん
おばあさんが わらってる ニヤニヤニヤニヤ わらってる
おばあさんは いいました あやせとナナにいいました
ちょっとそこいく おふたりさん ちかみちしりたくないかえぇ?

アレアレ? みちがわかれてる なんだかふしぎな わかれみち
でこぼこぐにゃぐにゃ いつものみちと おはながきれいな しらないみちと
どっちのみちに いこうかな どっちのみちが いいのかな
キラキラきれいは どっちかな いつものみちか しらないみちか
あやせはえらんだ しらないみちを おはながきれいな しらないみちを
イーッヒッヒッヒッ こっちはちかみち ぬければすぐに おうちだよ
すごーい!すごい!と とびはねる あやせとナナは たのしそう
ヒッヒッヒッヒッ かくれてわらう おばあさんも たのしそう
ありがとう!と てをふって あやせとナナは よこみちすすむ
イーッヒッヒッヒッ そうかいそうかい おばあさんはケラケラわらう

<シーン5>魔法の森「想」

あやせとナナは いつでもいっしょ とてとてとてとて あるいてく
おはながきれいな しらないみちを とてとてとてとて あるいてく
きづくとすごい もりのおく みぎもひだりも わからない
あやせはナナにいいました ナナのせいで きずだらけ
ナナがいくから こっちにきたんだ ナナのせいで きずだらけ
ナナはかなしいかおをする フルフルフルフル くびをふる
あやせがおこると とってもかなしい あやせのけがは ナナのせい?

くらいもりでも ナナはスタスタ あやせのまえを あるいてく
よそみをしてたら ナナがいない!? ひとりでおうちに かえったの?
どうしてひとりで いっちゃうの? あやせをおいて かえったの?

くら~いもりを あやせはトボトボ ナナをさがして あるいてく
とつぜんむこうで おおきななきごえ こわいよこわいよ ナナはどこ?
はっぱのかげから のぞいてみると ナナがけがして たおれてた
あかいめをした こわいとり ナナをいじめる わるいとり

おまもりのかぎ えいってなげた こわ~いとりたち にげてった
おかあさんから もらったおまもり くら~いもりに きえてった
あやせはナナをだきしめて ごめんねごめんね ボロボロないた
あやせがおこった せいだよね ナナはやさしい かおをする
あやせがぶじで うれしいな あやせがげんきで よかったな

あやせとナナは いつでもいっしょ もうすぐでぐち ふたりでかえろ

<ラストシーン>お姉さんとの出会い「道」

とてとてとてとて みちをいく とてとてとてとて あるいてく
なんだかだれかの こえがする みちのむこうで こえがする
だんだんだんだん みえてきた きれいなひとが みえてきた
きれいなひとが わらってる かわいいにゃんこも わらってる
わたしとこのこは ききました どうして「        」?

おしまい。