通信環境が激変!《2020年》おすすめルーターから見る接続台数を重視した方がいい理由
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皆さん、Wi-Fiルーター舐めてませんか?
僕は舐めてました。
そもそもルーターって何?という人もいると思います。簡単に言うとWi-Fiが使えるようになる機械です。
こいつがあることで4G回線ではなく光回線を使えるのでギガ不足から開放されるありがたい機械なんですが、これには機種によって同時接続台数に違いがあることは意外に知られてなかったりします。
この記事では最新(2020年時点)のおすすめルーターから、なぜちょっと良いルーターを買ったほうがいいのかを見ていこうと思います。
登場人物
ルーターとは
通信関係のお話は本当にややこしい!
専門用語が当たり前のような顔でたくさん出てきて、しかもちょっと間違うと通信切断とか、素人にはハードルが高い領域です。
ノジマの解説ページが鬼クソ分かりやすいので、そちらもぜひご覧ください。
ルーターとは
ルーターまたはルータ(英: router)は、コンピュータネットワークにおいて、データを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器である。通信プロトコルにTCP/IPが使われるようになってから普及した。データをネットワーク層で、どのルートを通して転送すべきかを判断するルート選択機能を持つ。
Wikipedia
ルーターはそのややこしい接続を簡単かつ便利にしてくれているやつなんですね。
しかしせっかくWi-Fiに繋いでくれるルーターですが、ルーターには同時接続台数というのが存在するんです。
モデムがルーターでインターネッツなんだねー。
かわいこぶるのやめろよ。マジで。ヒゲだぞお前。
同時接続台数って何?
ルーターには機種によって同時接続台数というのが決まっています。
同時接続台数とはその名の通りルーターに同時に接続できる端末(スマホとかPCとかスマートウォッチとかゲーム機とかのこと)の数のことです。
通信速度も大事だけど、通信速度は『契約してるプロバイダ』『基地局からの距離』『マンションの他の住人さんの使用状況』など、ルーター以外の要素も大きくて自分ではどうしようもできない運ゲーという側面もあったりします。
しかし、接続台数の制限は自分でコントロールできるんですね。
なぜ同時接続台数が重要なのか
昔はWi-Fiに接続する機器が少なかったから良かったんですが、今は色んなものがネットと繋がる時代になってきました。
例えば一家4人でそれぞれスマホを持っているとそれだけで接続する機器が4台です。さらにノートPCでZoomを繋いでテレワークをしたり、AmazonのFireスティックTVを自宅TVに繋いでプライムビデオで鬼滅の刃を一気観したり、PS4のオンライン対戦をしたりすると接続台数はさらに増えます。
ここにお友達を家に呼んで人数が増えたらさらにさらに。
家や会社にあるルーターの同時接続台数の規定以上の機器から接続された場合、順番待ちが発生します。
分かりやすく言うと交通渋滞が起こります。
ブラウザでネットサーフィンしてるぐらいなら常時アクセスしてるわけではないのでそれほど問題ないですが、SNSや動画視聴、Zoom、オンラインゲーム、ライブ配信をするとしたら接続は安定していてほしいところですよね。
IoT(アイオーティー:Internet of Things)という言葉を聞くようになってだいぶ経ちました。スマート家電なんかも登場して今後ますますネットに繋がる機器が増えるのは確実です。
たった1年でも1年前と比べてネットに接続する機器が増えたという人も多いんじゃないでしょうか。
俺以外全員スマホの電源切れってことだよ。言わせんな恥ずかしい。
悪彦が離れたら解決するねー。
・・・・・・。
黒門カルチャーファクトリーで使っているWi-Fiルーター
僕は大阪の日本橋で黒門カルチャーファクトリーというスタジオ兼レンタルスペースを運営しています。
ここはイベント開催をすることが多いので人が多く集まります。
そうすると上で挙げた同時接続台数問題にぶち当たるんですね。
20人集まったら最低でも20台は想定しておかないといけない。PCやiPadを含めたらもっと増える。
そこで黒門カルチャーファクトリーでは同時接続台数が64台までいけるTP-Link Archer C5400を使っています。
現在主流の11ac規格に対応していて、帯域を3つ(2.4GHz帯が1つ、5GHz帯が2つ)使えるトライバンドと複数の端末から同時に繋がれても並行して処理できるMU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)が特徴の大人数の同時接続を考慮したモデルになっています。
これにしてから接続遅いなぁという問題がかなり改善されました。
個人的には8本のアンテナが立ってるのもイカツくて好き。
次世代通信規格Wi-Fi 6(802.11ax)
現在主流となっている通信規格は11acと呼ばれるものですが、既に新しい通信規格に対応している機種もあります。
Wi-Fi 6と呼ばれる11ax規格の通信では11acよりも通信速度も接続台数もかなりアップしているようです。
ただ現状はまだこの通信規格に対応している機器が少ないので利用する機会は少ないかもしれませんが、今後主流になるのは間違いないので今のうちからこの規格が使えるルーターを導入しておいてもいいと思います。
例えば黒門カルチャーファクトリーで使っている『TP-Link Archer C5400』の後継機『TP-Link Archer AX6000』。
これはトリプルバンドからダブルバインドに減ってはいますが、そのまま上位互換といった感じの製品です。
これだとちょっと高くて厳しいという場合は廉価版ながらWi-Fi6、MU-MIMOを搭載している『Archer AX50』がオススメです。
これ以下のモデルになるとMU-MIMOを搭載していなくて並行処理で差が出てきそうな気がします。
まとめ
人が集まるスペースを例に挙げて紹介しましたが、これと同じようなことが家庭でも起きてくると思います。
というか既に起き始めてる。
解約したスマホを使ってカメラ2台使いでライブ配信したり、知らないうちに家電がスマート家電に変わっていったり。
時代の流れは確実にそうなっていくので、接続が不安定だな?速度が遅いなぁ?と感じた時はルーターを見直してみるのも1つの手として覚えておきましょう。
ポイント
- 接続台数をチェック
- 並行処理に強いかチェック
- 電波が届かない時は中継機を検討
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