よらのつながり

店舗運営するなら聖地化させろ!COLOR HOUSEから学ぶ現実世界にアナザーストーリーを練り込む方法

COLOR HOUSEから学ぶストーリーを練り込む方法

自分の活動や実店舗の運営をしていると必ずぶつかる壁が『集客』です。
いい商品を売ってるのに。いい場所なのに。いい人なのに。
伝わりさえすれば売れる、と思って一生懸命品質を宣伝しますがなかなか成果がでない。

それはそのはずで、品質がいいというのはもはや当たり前。現代では品質で簡単には差別化ができなくなってしまいました。
では何で差別化を図るのか。それはストーリー。
このストーリーの作り方がめちゃくちゃ上手いと思うのがCOLOR HOUSEというYoutubeチャンネルです。

COLOR HOUSEとは

COLOR HOUSE主役の3人
左:ゆうすけ君、中:キユナ君、右:ひろや君

シェアハウスに住む3人のクリエイターの日常を描いた創作ドラマです。

3人を中心に色々なストーリーが展開します。
この中に実際の姫路の風景や店舗、人物が登場していきます。

スナックCANDY姫路

監督を務めるのは個性的な人が集まる姫路の中でも異彩を放っている松岡 裕喜さん

松岡さんとゆうすけ君
黒いTシャツが松岡さん、白Tがゆうすけ君

松岡さんは姫路のお土産屋姫路縁を経営するかたわら、色々な人のアドバイザー的立ち回りをこなしている人。
姫路の面白い活動にはだいたい絡んでるイメージ。

姫路には僕もお友達で店舗運営をしている人が何人もおり、このドラマでもキャストとして登場しています。
ここに集客のヒントがある。

Bar Nutsでの一幕

性能を伝えるのではなくストーリーを伝える

SUNS GROUPの実店舗
SUNZ GROUPの実店舗

飲食店はどこも美味しい。美容院はどこも上手。
材料も安く良いものが買えるようになり、ある程度の高品質を維持するのが昔ほど大変ではなくなってきました。

そうなるともう品質での差別化は難しく、いくら「品質が良い」を謳っても意味がないんですね。

でも何かしらで人は選んでます。
じゃあ何で動くのか。

感情です。

感情を動かすにはストーリーが必要。
COLOR HOUSEは姫路という実在する土地、そこにある店舗や人の活動をドラマの中で登場させ、現実の中にCOLOR HOUSEというアナザーストーリーを創ることで、押し売り型の宣伝ではなく自然と背景に溶け込ませる形で店舗や人物の宣伝をしているんですね。

ストーリーの面白さだけでなく、マーケティングとしてこれは凄い。

聖地化させよう

よら(水野嘉彦)

僕も黒門カルチャーファクトリーという店舗を運営しています。
たまたまこれとは別で派遣会社のサイトの中で動画撮影を企画していて、その舞台を黒門カルチャーファクトリーにすることが決まっていました。
これも同じ理由で自然とリアルな場所を溶け込ませることが目的。

めちゃくちゃ止まっているけど僕の絵本構想もこんなイメージです。
登場人物の紹介の入り口を絵本にするという切り口ですね。

実店舗を運営している人、自分の活動を広げたい人は直接的な押し売り型の営業ではなくストーリー展開の背景に溶け込ませる形でやると、プレッシャーなく相手に伝わりやすくなるんじゃないでしょうか。

ストーリーを好きになってもらうとその場所はその人にとっては聖地化していく。
ここにたどり着いたらかなり強いと思います。

参考にもなるし、単純にドラマとして面白いのでぜひ一度COLOR HOUSEを追ってみてください。

COLOR HOUSE

ポイント

  • ストーリーを作る
  • お話にリアルを溶け込ませる
  • 舞台を聖地化させる

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