初脚本に挑戦して感じた共3つのこと
橋爪大輔という男(通称:大ちゃん)。
僕の人生に多大な影響を与えてくれた1人です。
その大ちゃんから舞台のお話があったのは2019年の半ばぐらいだったと思います。
「よし君、脚本書きませんか?」
毎回唐突なことを言ってきます。話を聞いてるとDAISUKEHASHIDUME LIVE PERFORMANCEという表現の舞台を創りたいというのです。
もちろん僕は秒でOKを出しました。
初脚本に挑戦
とは言ったものの脚本なんて書いたことがありません。
ただ少し前にこれまた書いたことがない絵本の物語を書いた経験はあります。漠然とこの物語に絡めたい思いだけはあったのですが、さてどうしたもんかなと。
ちなみに、この舞台シナリオに繋がる絵本はネットショップよらのお店から購入していただけます。
脚本を書く、物語を生み出すというのはものすごい自己表現だと思います。
作品には絶対にその人の人生が影響してくる。
ストーリーを考えるために深く深く自分の中に潜っていけばいくほど、自分自身の物語を描きたいと思うようになりました。
主軸を決めたらその後の作り方などテクニック的なところは、黒門カルチャーファクトリーで即興演劇ワークショップやネットラジオ番組を持ってくれているSandPitの白石涼子さんに相談しました。
そこから徐々に状況設定を肉付けしていき、稽古を続けるうちに色んな発見がありました。主に次の3つです。
- 相手に任せてみよう
- 共存しよう
- やりたいならやろう
相手に任せてみよう
稽古ではもちろん僕の書いた脚本を役者が演じていきます。
そうすると僕が想定していた抑揚・声のトーン・体の動きと役者が演じる表現が違うことが多々あります。
僕の想像と全然違う演技をしたりするんですよ。ただその時に不思議と「そこはそうじゃない!」と言う気になれなくて、「それもありだな!」ということが多かったんです。
面白いものは自分の思考の外にあったんですよね。
自分の思考は本当に狭いと感じたし、その思考を簡単に飛び越えてくれる役者2人は本当にすごいなと感じました。
相手に任せてみよう。
自分の思考の外側を見せてもらうようにノビノビ演じてもらったら、どんどん良いものになっていきました。
共存しよう
最初は3人で始めた稽古も気づけば音響・照明・美術・衣装と多くの人が関わる制作チームになっていきました。
音のない稽古場に音響が乗った瞬間ガラっと世界観が変わりました。さらにそこに照明が乗った瞬間またガラっと世界観が変わる。鳥肌が立ちました。
表現って重なるとすごい。
照明ひとつだったらつけたり消したりだけだし、音楽もそこにストーリーが乗ることで深みが増す。
それぞれ個で光っている小さな星を繋げるとものすごい星空になる。
完成した舞台美術を見た時に、それをそのまま表していたことにまた鳥肌が立ちました。
共存しよう。
僕はこの舞台制作を通して、改めて協力・共存していく環境を作りたいと思いました。
他社を敵と見るか業界のパイを広げる共同体と見るか。
— よら|黒門支配人 水野嘉彦 (@yora_designist) January 25, 2020
合併までいかなくても共存できるとシンプルに安定するし、大きなこともしやすくなると思うんですよね。
個人レベルからでもそんな環境作っていきたい。 https://t.co/8DvMYXOyWJ
やりたいならやろう
今回組まれた制作チームは未経験の人がほとんど。
それでも70名の観客の前でしっかりと1つの作品を創り上げました。
僕の脚本だって初稿とは全然違う形になっています。
絶対に1人では出来上がっていなかった最終形。それが観ていただいたお客さんに伝わって涙にも笑いにも繋がったんだと思います。
今回の舞台だけの話じゃなく、世の中のクリエイティブは多くの才能のおかげで感動するものになっています。
それぞれ違う役割で共存している。その個人個人の才能は「楽しい」「やってみたい」から始まってる。
その時、現時点の実力なんて考えてません。楽しいと思う気持ちはもっとシンプル。ただ「やってみたい」という衝動から始まり、その結果才能を育てていく。
今回の脚本もただ「やってみたい」から始まりました。
そして今回のことで僕は確実に成長できたと思っています。
やりたいならやってみよう。
僕はこれからもこの気持ちを大事にするし、誰かのやってみたいという意志を応援します。
この舞台をプロデュースした大ちゃんはすでに次の挑戦に向けて走っています。
興味が湧いたら関わってみてください。
どうなる!?900人集客。
— 橋爪大輔|合唱指揮者 (@hashidumemo) January 26, 2020
▼1話~3話はこちらhttps://t.co/QRYximpLZI
New Earth Love Festival
2020年6月20日(土)
ヒューリックホール東京
チケットは3月頃に発売予定
出演
佐々木義幸 @sskyoshi333
Yurie @yurie7788
ぱっさん @satokato_PASAIT
他
総合演出
唯ひかり @YuiHikarii pic.twitter.com/Q0NiewMpv6
最後に舞台を観に来てくれた方の感想ツイートを紹介します。
みんな、輝いてる。"みんなのみち" ー アメブロを更新しました#絵本https://t.co/L7LXfR9kMi
— わかば (@YassBluesky) January 25, 2020
DAISUKE HASHIDUME LIVE PERFORMANCE
— yurie66 (@yurie0606) January 25, 2020
急遽当日券で滑り込み(かよちゃん、受け付け担当して下さったちびぃさんありがとうございました🙇♂️)
劇の途中からだったけど、嘘のない、隠すことのない直球のセリフがどうしても胸に響いて離れません。
行って良かった🥰
素敵な時間をありがとうございました😊 pic.twitter.com/G3lJYwMqCc
おはようございます
— かよちゃん|紅丸屋hand made (@kurenai_maru) January 25, 2020
今朝は7時半に起きました
昨日は
LIVE
PERFORMANCE
DAISUKE HASIHDUME
に行ってきました
素晴らしい舞台でした!
多くの方とあの場所で感動を共有出来た事忘れません
ありがとうございました#先生方の本と#先生方のサイン#ありがとうございました pic.twitter.com/VJGDIAIo9E
みんながそれぞれの場で
— ひろりん (@hirorinmoon) January 25, 2020
輝いている姿を目の当たりした
濃い1日でした!お疲れさまでした!#キラキラともちゃんの衣装チェンジ#ドキドキ黒子体験ありがとう💓#朗読リハーサルから何度も感動😭 pic.twitter.com/DnCXB2xbS9
神戸のホテルよりg.m☀️
— 🦉さっちー🦎合唱WS募集中☆ (@ste_satchiiii) January 26, 2020
昨日の舞台の感想はズバリ
『観に行ってよかった!』
朗読ピアノも演劇も脚本も舞台美術も照明、司会、音響…全部
涙あり笑いありの素敵な時間だった☆
大ちゃんの声にハッとさせられ
朋ちゃんの演技にドキッとしたw
また観たい!#水野先生サイン入り絵本と華ちゃんのカップ pic.twitter.com/AyrH2MoTC6
昨日は神戸にて皆んなの挑戦を見届け、
— まゆみ🌸東の弁財天 (@may_happydays) January 26, 2020
大感動し😊また一つ、楽しい思い出が
増えました💓ありがとう💓
✨I Shine✨
皆んな光輝いていたよ🌟
バイバイ神戸👋🏻
クリスマスにまた来るね!笑#えみちゃんからの誕生日プレゼント#弁財天💗 pic.twitter.com/RUTXWA9msD
感動しちゃったなぁ😊 pic.twitter.com/ZdywqADpSE
— femme (@sarasvati_nao) January 25, 2020
舞台終えて pic.twitter.com/JdeNYPeu2J
— NORIKO@monchi🌕 (@NORIKO85400302) January 25, 2020
橋爪大輔氏 @hashidumemo のお芝居観ました。
— やつは (@yatsuha828) January 25, 2020
役者さんは愛されるってとっても大事だから、素直にうらやましい!と思った。無邪気な村でのハルヒコから神戸で変わっていくさまがいいなあと思いました。朋子さん凛々しい別れが素敵だった。水野さんの「みんな光ってるんです」いい言葉だなと思った。 https://t.co/rgg2YhIw8Z
大ちゃんが7月に思いついて借りてみた劇場が、舞台も舞台裏も観る側もみんなを巻き込んで作り上げられていた。色んな台詞に唸ったし、歌と朗読とピアノも、涙でした。忘れてしまいたくないって思う。
— さわちゃん (@vunRntkw2anmRis) January 25, 2020
関西の皆さん、優しい人達だらけでした。ありがとうございました😊#初めましてなのに知ってるお顔 pic.twitter.com/Tj8r3p0M9R
ありがとうございました!