これからの服選びの形!パーソナルスタイリングを受けた結果
こんにちは。
赤い服を自分のアイコンにするために着続けているよら( @yora_designinst )と申します。
国民総クリエーター時代。誰もが発信者になれる今、自分をアイコン化することは非常に大切なポイントだと思います。アイコン化するものは何でも良いんですが、僕の場合はたまたま目立つ赤い服があったのでそれを選択しました。しかし今まで服をそんな風に使おうと考えたことも無かったため選び方もよく分かりません。
そんな時に突如パーソナルスタイリスト(無職)を名乗る男が近づいてきたのでした。
アイコン化に赤いシャツを選択した理由
そもそもなぜ赤シャツを自分のアイコンにしようと
元はと言えばただのおふざけパロディがしたいがために赤シャツを購入したのが始まりでした。そのパロディの元ネタというのは有名なこれ。
キングコング西野亮廣さんの著書革命のファンファーレです。
中身は非常に読みやすく、かつ具体的に現代のお金の本質について書かれていてとても感銘を受けた一冊です。
表紙が真っ赤でキャッチーなこともあり何人も同じようなパロディをしており、正直何番煎じか分からないネタですが、当時出向していた会社に真っ赤な壁があったためどうしてもふざけたくなりました。
そして出来上がったのがこれ。
何気に帯まで作って遊んでます。別に文章自体は面白くもなんともないんですが、先行者でマークを作ってる時は昔懐かしくて楽しかった!
このように自分をアイコン化させる目的ではなく、ただパロディでふざけたいだけのために買った赤シャツなので、この日以来押入れの中へ。元々赤い服など買ったことがなく、黒・白・茶色ぐらいしか着ていなかったので当然の結果です。
でもせっかく買ったシャツなのでもったいないな~と思ってた時、マーケティングコンサルタントのわいざん( @yzan_travel )の事を思い出しました。わいざんの印象は「アフロと藍染」です。
わいざんも生まれながらにしてアフロだったわけではなく、自分を分かりやすくするためにアフロにしていると話していました。
これってすごく大事なことだなって思います。相手との人間関係が希薄なほど必要性が増してきます。
赤シャツならすごく分かりやすいし、自分の環境になんでも良いから変化を起こしたかったのでこれだ!と思い「赤い男」というアイコン化を始めました。
しかし、当然赤い服なんかこれ一枚しか持っていません。
よら:いかん。これでは赤シャツを洗濯している間は「赤くない男」になってしまう。どうしよう。
ダメだ、これでは2回に1回赤い男だ。割合でいったら50%。50%の赤なんてもはやピンクだ。
戦隊モノで言ったらピンクは女性枠。するとピンクにもなれない。中心のレッドにもなれない、カレー好きのイエローぐらいの感じなんだ。
・・・・・もうダメだ。詰んだ。どうせ俺は赤になりきれない中途半端な存在なんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
ぽわん。
???:やぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
明らかに怪しい奴が現れたぞ。
よら:誰ですか。
前田スコップ智章:僕の名前は前田スコップ智章。パーソナルスタイリスト(無職)さ。
よら:帰ってください。
危ない危ない。何だったんだ、今のは。
よし、シャキッとしよう。そうだ、弱気な気持ちがおかしな存在を引き寄せてしまったんだろう。
前向きになろう。よく考えたら毎日外に出るわけじゃないし、一着あれば何とかなるんじゃないのか。きっと大丈夫。
前田スコップ智章:でも、もう一着あると便利だよね。
よら:まだ居たんですか。
前田スコップ智章:僕がその願いを叶えてあげるよ。
よら:はっ!バカなこと言わないでください。そんなに簡単に変われるなら誰も苦労しないんですよ!
前田スコップ智章:それが変われるんだよ。そもそもそんなに難しい話じゃなくて皆変わり方を知らなかったり可能性に目を塞いでるだけなんだ。
よら:おめでたいですねっ!レッドですよ?ピンクでもイエローでもなく、常に中央に立つあのレッドですよ。
前田スコップ智章:そう、レッドだね。でもね、君の人生は君が主役なんだから、立ち位置はもうクリアしてる。じゃあ後は色・スタイルだけだ。どう?何かいけそうな気がしないかい?
よら:僕がレッドに・・・。
前田スコップ智章:君がレッドに。
よら:僕がレッドに・・・。
前田スコップ智章:そう。君がレッドに。でもそれにはちょっとした準・・・
よら:行きましょう。
前田スコップ智章:食い気味に来るね。でもちょっと準備をした方が。
よら:パーソナルスタイリストなんですよね?
前田スコップ智章:いや、そうなんだけど。
よら:じゃあ行きましょう。僕はもう今すぐ変わりたいんです。変わりたい衝動が抑えられないんですよ。
前田スコップ智章:衝動には従った方が良いよね。でもやっぱり準備はしないと。
よら:悠長にしている暇は無いんですよ!時間は無限だとでも思ってるんですか?皆それぞれ有限の時間を生きているんですよ!
前田スコップ智章:あの、だからこそこの後の時間を有効に使うために・・・。
よら:考えてから行動してちゃ遅いんです。行きながら考えましょう。
前田スコップ智章:う~ん・・・。
パーソナルスタイリストとは
よら:そういえば今更なんですがパーソナルスタイリストって何ですか?
前田スコップ智章:全然分からずに叫んでたんですね。
よら:時間は有限なので。
前田スコップ智章:・・・パーソナルスタイリストっていうのは服についての流行りや知識のある人で、主婦や学生のような一般的な人に寄り添う服装選びのプロのことだよ。もはやスタイリストは芸能人や政治家だけがかかえるものじゃないんだ。
前田スコップ智章:僕はパーソナルスタイリストとして「服装のルールを伝える」「気分転換」「第一印象を良くする」「なりたい自分へ近づくお手伝い」などをしているんだ。
よら:へぇ、時代は進んでるなぁ。でも自分の服の好みなんてよく分かってないから上手く伝えられないんですよね。だから僕みたいなイエロー崩れにまでパーソナルスタイリストが浸透するなんてまだまだ先の話ですよね。
前田スコップ智章:皆最初はそう思ってるんだけど実はそれ逆なんだよね。
よら:逆??
前田スコップ智章:そう逆です。
よら:またまたそんなこと言って「時代の先、歩き過ぎちゃててなかなか時代が俺についてこないんだよね(ドヤァ)」とかいうやつですか?
そういうのホントに好きじゃないので凄く反応薄くなっちゃいますよ?
前田スコップ智章:そうじゃなくて、自分の好みが分からない人こそ僕たちパーソナルスタイリストがお役に立てるんだ。
よら:え?どういうことですか?
前田スコップ智章:服装ってね、どうしても無難なものだったり前から持ってる服と似たような服装に偏っちゃうんだよね。自分の好みが分からないと特にそうなっちゃう。でも本当は似合う服ってたくさんあって、「いつもの以外似合わない」っていう思い込みを自分でしちゃってるだけなんだよね。
前田スコップ智章:だから僕たちパーソナルスタイリストがその固定概念を崩してあげて、新しい可能性を見つけるお手伝いをするんだ。これは1人だったり店員さん相手だとなかなか難しくて、僕たちみたいな第三者がパートナー的立場で動くからこそ可能になると思うんだ。
前田スコップ智章:つまり今分からなくても良いんだよ。一緒に見つけようって話だね。なんだかワクワクしてこない?
よら:こんなに得体の知れない人なのにやたら説得力がありますね。
前田スコップ智章:・・・・・・。
人生初のパーソナルスタイリングを受けてみた
前田スコップ智章:ちなみにどんな服が欲しいとかあるのかな?
よら:えっと、赤い服なら特にこだわりはありません。YシャツだろうがTシャツだろうがパーカーだろうが何でも良くて、はっきりくっきり赤なら良いかなって思ってます。
前田スコップ智章:ふむふむ。どうして赤なの?
よら:自分のアイコンを持とうと思って、かくかくしかじかで・・・。
前田スコップ智章:なるほどー。つまり衣装なわけだね。じゃあこういうのも面白いんじゃないかな。
よら:う~ん、上下とも赤で揃えなくて良いんですよね。赤いのは服だけで良いんです。
前田スコップ智章:ふむふむ。じゃあ一旦希望をまとめるね。
- 赤い服で自分アイコン化したい
- 服の形状は問わない
- パンツは赤くなくて良い
前田スコップ智章:こんなところかな?よし、じゃあまずはコレを試してみようか。
どん!
前田スコップ智章:これ凄いね(色々)!じゃあ次はこれはどうかな?
よら:・・・・・・・・・・・・・・・。
どどん!
前田スコップ智章:Oh!!これもヤバイね(色々)!じゃあ次はこれを。
よら:・・・・・・・・・・・・・・・。
どどん!
前田スコップ智章:アイコンとしては分かりやすいね。絶対に話しかけたくないもん。
よら:・・・・・・・・・・・・・・・。
本日の振り返り
よら:確認したいんですが。
前田スコップ智章:何かな?
よら:いつもこうなんですか?
前田スコップ智章:そんなワケないよね。
よら:ふざけてますか?
前田スコップ智章:僕はいつだって真剣だよ。今回に関しても得られるものはあったと思ってるなぁ。
よら:おっと言い逃れですか?あの尖った服装の中で何を得られたというんですかね?
前田スコップ智章:いくつも着替えていくうちに「これならまだイケるかも」っていうのはなかった?
よら:まぁ、あのリングベルトを生まれて初めてたすき掛けした時の赤いシャツは有りかなと思いましたね。レディースだから購入には至らなかったけど。
前田スコップ智章:それってね、多分あのシャツを一枚出されただけだったら有りだと思わなかったと思うんだよ。
よら:う~ん、そうかもしれませんね。
前田スコップ智章:つまりね、自分の制限外の服を知ることで、自分が勝手にここまでって引いてたラインを拡げられたんだ。
よら:!!!!!!
前田スコップ智章:次からの服選びは今までよりも選択肢が広がってるはずだよ。パーツで見たらあのハットだって似合ってたよね。
よら:(あれ、もしかしてスコップって凄いんじゃ・・・)
前田スコップ智章:趣味と違うものが多かったってはいくつか誤算があって。今回は時間がなくて1店舗しか行けなかったって理由も1つだけど・・・
よら:おや、言い訳ですか?
前田スコップ智章:誰かさんが事前カウンセリングをぶっ飛ばしてスタートするから・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
よら:・・・・・・・・・・・・・・・あ。
前田スコップ智章:・・・・・・。
よら:てへ♪
前田スコップ智章:事前カウンセリング、大事でしょ?
よら:はい、すみません・・・。
通常のスタイリングの流れ
通常はお悩みやなりたいスタイル等しっかりカウンセリングをしてから店舗、服選びを始めます。
事前カウンセリング
お洋服購入予算、着ていく時期、場所、会う人、趣味趣向の確認などなど、思いつくことをお伺いいたします。(フェイスブックのメッセンジャーを利用)
当日カウンセリング
当日のスケジュール確認や買い回る店舗順番などをお話します。また、当日のインスピレーションなども取り入れて意識のすり合わせを行います。
スタイリング実施
ショッピングに同行してあなただけのスタイリングを行います。だいたい〜3時間ぐらいです。
実際に同行している時の動画です。
前田スコップ智章とは
1979年生まれ。瞬間見た目革命家。
10年間の飲食店勤務の後、単身渡豪。その後レディースアパレルの店長を経てパーソナルスタイリストとして独立。
2017年からはオーダースーツの取り扱いも開始し、自分を変えたい、変わりたい、結婚したい、30代になったけれどどんな服を買っていいのか悩む男女の悩みを解決しています。
スタイリング実例
新たな出会いを求めて婚活パーティーに誘われたこちらの方
大変身!
広島で学習塾を経営している人の良さそうな濱崎亨(はまさきとおる)さん( @naruhama3 )。
こちらの方が
大変身!
ますます需要が高まりそうなパーソナルスタイリスト
今回は僕が焦ったせいで不完全燃焼に終わりましたが、その中でも最大限に成果を出してくれました。こういうやり取りの中で自分の新たな可能性を見つけられるショッピングスタイルってAIには難しい部分な気がします。
また単純にショップ店員さんからのアドバイスや提案とも違います。ショップ店員さんの場合はまず関係性が構築されていないのでどうしてもショップ・ブランドありきで「売上」という言葉がチラついてしまいます。
店員さんが本当に親身になってくれていても関係性が構築される前だとなかなか身を任せるのは難しいですよね。少子高齢化が進んでショップに店員さんを配置するのも難しくなってくることも考えられますし、その上で売上を上げなきゃいけない店舗側的にもパーソナルスタイリストとの契約というのも当たり前になってくるかもしれませんね。
SNS上で同じ種類の発信をしていても一瞬でその人だと分かると自然と目に入る回数も増えるし、人に紹介もしやすくなります。
自分に革命を起こしたい方は一度試してみてはいかがでしょうか?
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