僕が残したい物語「戦争の体験談を語るわ」について語るわ
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戦争の体験談を語るわ
僕は基本的に新しいものが好きです。
PCも技術もルールも時代に合わせてどんどんアップデートしていった方がいいと思ってて。何よりこれまで出来なかったことが出来るようになることにワクワクします。
しかし古き良きものがあるのも事実です。
科学技術のように性能で語られるものは新しいものの方が確実に良い。比べて表現や物語のようなものは今でも変わらず素晴らしいものはたくさんある。
今日はそんな中から僕がどうしても残したい物語の1つを紹介します。
戦争の体験談を語るわ
2ちゃんねるに投稿され話題になったスレッドで、2010/05/19の初投稿から2010/06/13にされた後日談の投稿まで約1ヶ月間に亘りいくつものスレッドとして続いた、祐希という人物によるある戦争体験談と告白です。
投稿主の祐希が体験したのはユーゴスラビア紛争。
幼少時代に親の仕事でボスニア・ヘルツェゴビナで暮らしていたが、その時にユーゴスラビア紛争に巻き込まれたといいます。
そして、その時出会ったある人に「この体験を広く伝えてくれ」と頼まれ、2ちゃんねるに投稿したということです。
そして、この体験を投稿しきった後に祐希は自殺すると公言して投稿は始まりました。
体験談の概要
正直かなりリアルな戦争のお話です。
間違ってもヒーローが現れて全てを解決してくれる類のものではありません。
例えば祐希本人も最初の方で登場人物について書いていますが、以下のような顛末をたどります。
投稿に出てくる友達
- ソニアは殺された。
- サニャは爆発に巻き込まれて死んじゃった。
- メルヴィナはレイプされて連れ去られた。
- メフメット・カマル・ミルコはわからない。
- カミーユも死んでしまった。
- ドラガンって子は、裏切ったと思っていたけど、実際は違った。
後世に残したいもの
Twitterで#残したいものと検索すると色んな人の思い出が見えてくる。
関係ない人にとってはどうでもいいものでも、本人にとってはとても大切な人生の一部。それも大抵が良い思い出なんだと思います。
そういうのやっぱり残したいじゃないですか。
今回紹介した『戦争の体験談を語るわ』は僕にとってはその1つ。
これは多くの人に読んでもらいたいし、これを読んで考えてもらいたいと思い、勝手にWeb上に保存することにしました。
「転載は悪だ」という意見もあると思うし著作権者から怒られたらもちろん消しますが、その時は公式に残してもらえると嬉しいです。
電車男もそうですが、人々の心を打つストーリーって色んなところに埋もれてる。んで10年後とかに探そうと思っても無くなってたりする。
もったいないよなぁと思うんですよ。
元は2ちゃんねるのスレッドなので画像やデザインとかは僕が勝手に作ってますが、内容はそのまま載せているので読みにくくはないと思います。
また他人の創作物だし個人的に残したいだけなので広告も貼っていません。
気軽に読んで、そして考えてもらえたら嬉しいです。
皆さんには残したいものはありますか?